ごあいさつ
はじめまして、こんにちは。
院長の瀬本 みさとです。
私はこれまで精神科医療の現場で働いてくる中で、西洋薬による薬物療法だけではどうしても症状の改善に限界があることを感じていました。
「エビデンス、科学的根拠に基づいた医療」は、もちろん大切なことです。
しかし人のこころ、精神的なものというのは、
人それぞれの状況・背景が異なり、症状の出方も異なります。
【自分が楽になれるちょっとしたひと工夫】が、実は大きなターニングポイントになったりもします。
「良くなる方法はもっと自由で良いし、自分が楽になれるなら色々なツールを使ってみれば良い」
臨床の現場にいる中で、そういった思いが私の中で強くなり、この度開業を決意しました。
「精神科の薬ってくせになるんじゃないの?」
「一度飲んだらやめられないって聞いた」
など、誤解を招くような情報をネットやメディア上で見かけることも多く、ゆえになかなか精神科医療に一歩踏み出せない患者さまも多いのでは、と感じています。
もちろん当院でも西洋薬、保険診療による一般的な薬物療法を中心に行っていきます。
併行して他にも漢方薬や更年期のサプリメントなどもご用意しています。
また、気分を切りかえるためのアロマ、リラックスのためのアロマなどもご用意していきます。
その他、日常的に利用できる呼吸法などのご提案も行っていきたいと思っています。
風邪をひいた時にかかりつけの内科にかかるように、まずはお気軽にご相談ください。
院長 瀬本 みさと
自己紹介
静岡県で出生。趣味は、料理、テレビゲーム、歌うこと。
幼少期からピアノを習い、高校時代からバンド活動を開始。
大学でも軽音楽部に所属。
父の影響で小さい頃からテレビゲームを始め、今でも程良いストレス解消。
料理は「だいたい」で進めてしまうタイプ。
なので「同じ料理でも毎回味が違う」と、夫はよくいぶかしげな顔をしている。
夫、子供と生活。
夫からは「お豆」という愛称で日々呼ばれている。
人前で「お豆」と呼ばれると、さすがにちょっと恥ずかしい・・・。
略歴
2011年~ | 聖隷三方原病院 精神科 |
2012年~ | 横浜市立大学 精神医学教室 入局 |
横浜市立大学附属病院 精神科 | |
2013年~ | 横浜市立大学附属市民総合医療センター |
2014年~ | 沼津中央病院 |
2016年~ | 横浜市立大学附属市民総合医療センター |
2018年~ | 国立病院機構 横浜医療センター |
2020年~ | 正永会 港北病院 |
2024年4月 | つばきメンタルクリニック 開院 |
資格
- 精神保健指定医
- 精神神経学会 専門医
- 精神神経学会 指導医
- 精神神経学会 認知症診療医
- 日本女性心身医学会認定 更年期指導士
- 漢方コーディネーター
- AEAJ アロマテラピー 1級
- 資生堂 化粧セラピスト
なんで「つばきメンタルクリニック」?
「椿」は「木へんに春」と書きますが、実は冬に花を咲かせます。
寒くて厳しい環境の中でも、艶やかな緑の葉と、鮮やかな赤や白の花が目を引く、とても素敵な花です。
一方で香りはあまりなく、控えめな側面もあります。
赤い椿の花言葉は、「控えめな素晴らしさ」「謙虚な美徳」。
私はその姿に、どこかたくましさも感じます。
人間、完璧にはなれませんが、自分の中にある「控えめな素晴らしさ」を大切にできたら、ちょっとだけ楽になれるかもしれませんね。
椿は元々日本や中国の植物のようです。それが17世紀にヨーロッパへ渡りました。
当時のスペイン王はうつ症状に悩まされていましたが、贈られた白い椿を大変気に入り、うつが治ったと言われています。
これを引用し、当院のロゴは、院長である私がデザイン、作成しました。
花の中には「王冠」をイメージしたおしべとめしべを描いています。
厳しい環境の中でも、自分の控えめな素晴らしさを大切に、少しでも前を向いて過ごしていただきたい。
そんな願いを込めて、「つばきメンタルクリニック」としました。